ハイフローSPスタッドカテーテル
閉塞術用血管内カテーテル
大動脈瘤の手術時に、術野ヘの血流遮断(術中止血)及び脳・諸臓器の保護(灌流)に使用するシリコーン製バルーンカテーテルです。
製品特長
- カテーテル先端部の灌流圧モニタリングが可能です。
- 血液流量をより多く得られるよう内腔を広くすることで、灌流中の血流が目視で確認できます。
- 深度目盛表示がついており、カテーテル挿入深度が確認できます。
- Ⅰ型は輸送中の形状保持のため、ルアーロック付のスタイレットが装備されています。(Ⅱ型にはスタイレットは付きません。)
- 血管内の損傷を軽減するシリコーン製カテーテルです。
バルーン表面に格子状のリブ(凸部)加工を施すことで、バルーンの滑脱を軽減します。
使用方法
①開封前に、滅菌包装に破損及び水濡れがないことを確認します。
②滅菌包装から本製品を丁寧に取り出し、目視にて破損等がないことを確認します。次にバルーンを滅菌生理食塩水で膨張させ、漏れや片ぶくれがないことを確認します。このときバルーン内には8, 10Fr 1.0mL/ 12, 14, 16Fr 3.5mL を限度として注入してください。
③カテーテル留置の前に、バルーン内及びバルーン気道内の気泡を完全に除去します。
④PRESSURE ライン内及びMAIN ルーメン内をヘパリン加生理食塩水で十分にプライミングしておきます。
⑤バルーン内の滅菌生理食塩水を完全に抜き取ります。
⑥体外循環・中心冷却を行います。大動脈を遮断せず一時的な循環停止とし、瘤を含めて弓部まで切開し、弓部3 分枝に本製品を留置します。カテーテル挿入時にはスタイレットを抜去してください。⑦カテーテル留置後、バルーンを膨張させ留置を完了します。バルーン注入量は、臨床上の判断により最大注入量以内で決定してください
新しいカテーテル構造
外観図
ハイフローSPスタッドカテーテル 仕様
製品番号 | 呼称 | 外径 (mm) | バルーン容量 (mL) | 有効長 (mm) | 包装単位 |
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0181708 | I型 ルアーコネクタ タイプ | 2.7(8Fr) | 1.0 | 270 | 2本/箱 |
0181710 | 3.3(10Fr) | ||||
0181712 | 4.0(12Fr) | 3.5 | |||
0181714 | 4.7(14Fr) | ||||
0181716 | 5.3(16Fr) | ||||
0181808 | II型 1/4コネクタ タイプ | 2.7(8Fr) | 1.0 | ||
0181810 | 3.3(10Fr) | ||||
0181812 | 4.0(12Fr) | 3.5 | |||
0181814 | 4.7(14Fr) | ||||
0181816 | 5.3(16Fr) | ||||
滅菌済 |
製品詳細情報
販売名:ハイフローSPスタッドカテーテル
医療機器承認番号:22400BZX00515000